
「あなたの気の量の残りはあとどれくらいですか?」
気の量というのは生まれた時が満タンで、
死ぬときにゼロになります。
80才まで生きるとすると40才で半分になります。
気は人と接することで減っていきます。
「気を使う」
「気を配る」
「気を落とす」
頑張ったり、ストレスを感じたりする事で
気は減っていくのです。
何をするのか
誰と過ごすのか
どういう関係なのか
というような事によって減る気の量は変わります。
何かを成功させたくてがむしゃらに頑張っている時。
お互いが理解出来ない親子が喧嘩をしている時
働かない彼と同棲している時
そんな時、気はたくさん減っていきます。
そして突然。気は足りなくなります。
正確に言うと、
残りの人生を進む為の最低限の燃料しかなくなったので、
自動運転でエコランを始めるのです。
アクセル全開でガンガン燃料を使っていたのが
急に必要最低限のガソリンのみで走ろうとして
急激にエンジンブレーキが効いている状態になったのです。
その状態になってしまうと新しい事をする余裕が
なくなってしまいます。
そのためその状態から脱出する事が困難になってしまうのです。
ガス欠と呼ばれる症状です。
ガス欠は気の残量が25%を切るとなってしまうのです。
このガス欠は普通なら60才くらいで起こるのですが、
それまでに気を使い過ぎるともっと早く
ガス欠になることになります。
まだ大丈夫だろうと思っていても、
思ったよりも早くなくなってしまうものなのです。
もう少しいけるかもと思っても、
実はあとほんの少しも残っていないということも
よく起こります。
ガス欠に年齢は関係ありません。
いつガス欠になっても不思議ではないのです。
気が切れる前なら対応できますが、
気が切れてしまったら、再び前のように動くのは
とても難しくなってしまいます。
今まで出来ていた事が出来なくなったり、
前と同じようにやっているつもりなのに
スピードが落ちていたりした時には、
ガス欠する前の予兆の可能性が高いのです。
残りの人生を走り切るためには
今の気の残量を知る事がとても大切なのです。
自分がずっと走り続けているとふと感じたら。
自分がいつも気を使っているなと感じたら。
自分がイメージしてる6割くらいしか
パワーを出せなくなってたら。
それは気が残り3割を切っているかもしれないという
気からのサインなのです。
あなたの気の量の残りはあとどれくらいですか?